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10月20日発売「Itoguchi みどりまゆ モイストリッチマスク」

Ⅰ. 贅沢オールインワン・みどりまゆシートマスク誕生!
Ⅱ. 裏話①:シートの素材について
Ⅲ. 裏話②:オールインワンへのこだわり
Ⅳ. 裏話③:開発担当の肌で実験!
Ⅴ. 裏話④:社内試験のハプニング

1020日に発売する新製品「Itoguchi みどりまゆモイストリッチマスク」。

お客様の「次に欲しい製品アンケート」の中で常にトップにあった製品です。

それほど、Itoguchiご愛用者のみなさまがご希望ならば、ぜひ開発しよう!と決めてから早2年。
時間がかかってしまいましたが、今のItoguchiが叶えられるすべてを注ぎ込んだような、プレミアムアイテムとして誕生しました。

今回は、その特徴と、開発裏話を少しだけご紹介いたします。

 

Ⅰ.贅沢オールインワン・みどりまゆシートマスク誕生! 

 健やかなお肌のコンディショニングと、ハイレベルなエイジングケア1枚で完結できるアイテムです。

 肌に前向きな日はもちろん、今日は何にもしたくない!と感じる日でも簡単に、心地よくケアできるプレミアムアイテムです。
※年齢に応じたお手入れ

 

【特徴1】 
ぷるぷるバイオセルロースマスク1枚で化粧水・美容液・乳液・クリームのケアが完了

 水溶性の成分と、油性成分がバランスよく配合された濃密なミルク美容液を、長時間乾きにくいバイオセルロースマスクにたっぷり含ませました。15分間密着させながら、じわじわと美容成分がお肌に浸透します。
※角層まで

【特徴2】 
ライン使いした場合の約5倍のシルク成分で、お肌をシルクで満ち満ちに。 

 Itoguchiシルク仕込みスキンケアをラインでお使いになった場合の、約5倍のシルク成分(セリシン、フィブロイン)を配合しています。
他にも、地元十日町の硬度16の超軟水「魚沼の水」、新潟県の県木である「雪椿」から採取したオレイン酸が豊富なユキツバキオイルを採用しています。
さらに、Itoguchiでは初配合となる、北海道産白樺発酵エキスや、話題の4大成分ナイアシンアミド、バクチオール、ヒト型セラミド、ヒアルロン酸も惜しみなく配合。

*¹ 年齢に応じたお手入れ 加水分解セリシン、加水分解フィブロイン(保湿)
*³ ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液(保湿)
母なる木と呼ばれる白樺から雪解けの数週間しか採取できない「 飲む美容液」ともされる樹液にガラクトミセス酵母を掛け合わせたエキス。浸透性の高さ、肌のテカりを抑え、キメ、ハリ、潤いに優れている。
*⁴ *⁵ 保湿 *⁶ セラミドNP、セラミドA P、セラミドEOP(保湿)
*⁷ ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸Na(保湿) *⁸ ツバキ種子油(保湿)

 

特徴3】
歩いても、下を向いてもはがれず、液ダレなし!

 シートの素材には、ココナッツウォーターを発酵させて作る天然由来100%のバイオセルロースを採用しています。
髪の毛の1/1000程の細さの繊維が、細かな凹凸にもピッタリフィットします。
液ダレせず、スマホやPC作業はもちろん、掃除などの動作をともなう“ながらケア”でもはがれることがありません。

(モデルさんの顔が小さすぎてマスクが余っているように見えるのですが、ぴったりはりついています)

 

【特徴4】
オリジナルブレンドの天然精油でマスクタイムを至福の時間に

  Itoguchi共通の柑橘をベースに、ティーツリー、ローズマリー、ヒノキ、ゼラニウムなどをブレンドしたオリジナルの香り。マスクをつけている間、豊かな自然を感じてリラックス&リフレッシュ。

  

Ⅱ. 裏話①:シートの素材について

 バイオセルロースって何?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ここ数年で使われることが多くなってきた素材ですが、シートの素材には、コットン等で作られた不織布タイプの方がまだまだ主流です。

 フェイスマスクを開発しよう!と決めた際に、もちろん不織布も検討しました。
コットン、キュプラ、リヨセル、レーヨン…とさまざまな素材を検討しました。
含ませる予定のミルク美容液と合わせてみましたが、どうにも相性が微妙…。
決して悪くはないのですが、美容成分をとどけたい顔の凹凸になかなかフィットしなかったり、液が少ないと目に見えてシートが乾いていくため、持続時間を逆算しながら液体の量を多めにしたり、しかし多すぎると液ダレして衣類や床を汚したり。

 また、シルク100%の不織布も試してみましたが、これは吸水力が強すぎて(さすがシルク)、顔からズルっとマスク自体がはがれ落ちるため、仰向けに寝ているしかない、そして寝落ちしてカピカピに…なんて経験もありました。

 美容液の処方と素材の相性に悩んでいる中、最後にバイオセルロースを使ってみることにしました。
この素材の存在は知っておりましたが、一般的な不織布を優先して検討していたため、検討するのはだいぶ後になっておりました。

 バイオセルロースとは、ココナッツウォーターにナタ菌を加えて発酵させた、土に還る天然由来100%の素材です。
“ココナッツ” と “ナタ”、で気が付いた方も多いと思いますが、要するにナタデココです。飲み物やデザートでおなじみですね。

 バイオセルロースで試作すると、あれだけ悩んでいた課題が一気に解決に向かいました。
抜群の吸水力を誇りながら、それを保つ力にも優れており、さらに髪の毛の1/1000程の細かい繊維で出来ているため、気になる凹凸にもピッタリ密着してくれます。

つまり、たっぷり美容液を含んでいるのに液ダレせず、顔のすみずみまで密着し、やさしく密閉してジワジワと美容成分を肌に届けてくれるという、理想的なものになりました。

 

Ⅲ.裏話②:オールインワンへのこだわり

  最も大きな課題として、素材選びと同時にこだわり続けたのは、マスクに含ませる美容液です。
シルクをたっぷり配合することは当然として、今回はオールインワンであることにこだわりました。

 普段は化粧水、美容液、乳液、クリームの中から組み合わせて使用する方が多いと思いますし、Itoguchiシルク仕込みスキンケアでも、クレンジングと洗顔後にモイストローション→モイストクリームと二つ使用することをおすすめしています。

 ですが、今回のマスクはプレミアムアイテムという位置づけです。
そしてItoguchiは全身を一本で洗える「Itoguchi BODY & HAIR モイストシャンプー」で評価をいただいてきました。
お風呂場のオールインワンアイテムで高評価なのですから、マスクもぜひオールインワンにしたい!と開発当初から強く願ってきました。

 

 今回のようなマスクではなく、オールインワンタイプの美容液やクリーム、ジェルを作ること自体は、それほどハードルが高いわけではありません。

 しかし、今回最も大きな壁となったのは、バイオセルロースと油性成分の関係です。
バイオセルロースは水溶性の成分とは相性が良く、たっぷり含んだ上に、お肌にジワジワと移動していくことができます。
一方、油性成分の場合は、含むことは出来ますが、お肌に移動させる点ではいまひとつです。

 オールインワンタイプにするためには、油性成分が必須です。
そのため、水性成分と油性成分の種類や配合を変えながら、処方検討を繰り返し行いました。
十分なシルク成分を配合しつつも、ちょうどよくバイオセルロースに含ませることができて、お肌に移動しやすく、かつ水分油分のバランスもとれているもの、それを追求してやっとスタッフ全員が満足する仕上りになり、2年の月日を経てようやく新製品として登場です。

 

Ⅳ.裏話③:開発担当の肌で実験!

 ミルク美容液の処方を繰り返している中、開発スタッフの頭にはふと疑問が浮かびました。

 バイオセルロースは理論上、数時間、もしくは一晩中乾かないと言われています。
とはいえ、あまりにも長い時間、美容液を皮膚に当て続けると、お肌が敏感な方はふやけてバリア機能に影響が出てきます。

 でも、本当に乾かないのか試してみたい……

そこで、開発担当が自分の肌で実際に試してみました。

マスクを肌にのせたまま、掃除機をかけたり家人と話したり、笑いながらもマスクは落ちずにぴったり付いてきてくれます。
コロコロ表情を変えても美容成分を与えつづけてくれているのだと感じながら、まずは1時間。

マスクは全く乾かず、ぷるぷるのまま。お肌も良い調子です。

数日後に、今度は2時間。

1時間と同様に、マスクは乾かずぷるぷるです。
お肌も良い仕上りです。

それ以上の時間は現実的ではないため、2時間まででストップしましたが、確かにバイオセルロースは乾きにくく、ゆっくりと美容成分を与えてくれているのだとわかりました。

しかし、お肌の調子そのものは、15分も2時間もほとんど変化がありませんでした。

つまり、15分で十分であるという結論に至りました。

 

Ⅴ. 裏話④:社内試験のハプニング

 開発初期は、担当のスタッフで試しますが、方向性が定まりましたら、モニター試験を実施することになります。
外部の第三者機関に依頼することが多いのですが、今回は、お肌の状態だけでなく、生活について細かいヒアリングをするためにも、弊社社員から選定しました。
200名以上の女性社員から2050代の女性数名ずつに依頼し、夏に実施したのですが、ここでうっかりハプニングも…。

 1回だけマスクを使用する場合や、5日間毎日使用する場合など、様々なパターンで実施しましたが、お盆休み中に毎日使用してもらったモニターの内、子育て中のママさんが猛暑の中海水浴に行ったそうで…。
しかも忙しすぎて、日焼け止めも塗らず、帽子や日傘もせず、ひたすらお子さん達の面倒を見ていたため、「日焼けしちゃったかもしれません…毎晩マスクは貼りましたが、数値が悪いかも…」とションボリしながら報告を受けました。

 若干めまいを覚えながらもスタッフが測定すると、海水浴の影響はほとんどなく、水分量もキメも肌色も、大きな変化どころか、少し数値が上がっていたりしました。

 どう考えても日焼けして大変なことになるところでしたが、このマスクのモニターをしていたおかげか、ギリギリセーフ!と笑いあっておりました。

 これは極端な例ですが、マスクの使用に関わらず、みなさまは海水浴はもちろん、外出する際のUV対策は一年を通してお忘れなきよう、くれぐれもお願いいたします。

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 今回発売するモイストリッチマスクは、当社が今実現できるすべての技術を凝縮したようなプレミアムアイテムです。

 大切な方へのプレゼントはもちろん、ご自分への週に一度のご褒美ケアとして、または大事な予定がある前などに、一箱5枚入りを使って、5日間集中ケアをすることもおススメです。

ぜひお試しくださいませ。

Itoguchi みどりまゆ モイストリッチマスク 5枚入り 8,000円(税込)
Itoguchi みどりまゆ モイストリッチマスク 1枚入り 1,760円(税込)

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